☆の日記

食べ物、健康、釣りなど、自分の興味があることを中心に書いていきます。

食べ物の話【14】 明石屋の軽羹饅頭

軽羹(かるかん)というお菓子をご存知でしょうか。

鹿児島県の郷土菓子で、米粉と山芋を練った甘い生地を「きんつば」状にカットしたもの。食感はしっとり&モチモチ。米粉パンが流行した理由も、軽羹に米粉が使われていると知ったら納得した。

軽羹饅頭ってのは、その名前の通り、軽羹の生地の中にあんこが入ったお菓子。見た目はまさに酒まんじゅうだけど、やっぱり生地の食感が全然違う。他に似たお菓子がないということもあって、鹿児島土産の中では一番好き。

この3連休で鹿児島に行ったので、自分用に買った。写真は帰りの便で朝ごはんとして食べたやつ。

鹿児島県内でも軽羹を製造してる会社はたくさんあるけど、個人的には明石屋さんの軽羹が頭ひとつ抜けているように思う。甘さが上品で、モチモチしつつも歯切れの良い生地の食感が好き。

前職で世話になり、在職中に亡くなってしまった鹿児島出身の上司が、明石屋さんの社長と顔見知りだったようで、お土産でよく買ってきてくれたという思い出補正もあるのかもしれない。

この記事を電車で書いている途中に、冷蔵庫に入れた「加治木まんじゅう」(これも鹿児島の郷土菓子。見た目も味もほぼ酒まんじゅう)を朝食べ損ねたのを思い出した。

そういえば、お土産屋には「かりんとう饅頭」もたくさん売っていた。鹿児島県はまんじゅう大帝国だな。